観月ありさ主演ドラマスペシャル『濃姫(のうひめ)』2012年3月17日放送決定!!
2012年3月17日21:00〜23:21放送のテレビ朝日系ドラマスペシャル『濃姫(のうひめ)』に、
観月ありさが濃姫役で主演することが決定しました。
織田信長の正室“濃姫”の半生を、観月ありさが熱演します。
放送をお楽しみに!
主な登場人物
濃姫(のうひめ) 観月ありさ
マムシとよばれた美濃の武将・斎藤道三と、正室・小見の方の娘。政略結婚で信長に嫁ぐ。才色兼備で武術の心得もある、戦国時代ならではの強さを持った姫。
“うつけ”と一族から嘲笑されている信長の秘めた才を見抜き、誰にも理解できない信長の心の内を読み切ってみせる。信長にとって、最愛の妻であり、最大の理解者。
織田信長 城田 優
織田信秀と正室・土田御前(香林院)の嫡男。周囲の村の悪ガキたちと悪ふざけを重ねる日々を送り、奇妙な言動で周囲から“尾張の大うつけ”と陰口をたたかれていた。
そのため、織田一族を継ぐ者として不適格とみなされ、弟・信行を支持する家臣も多く、内外に敵ばかりの状況の中、自分の真意を的確に見抜く濃に、特別な信頼を抱くようになる。
観月ありさコメント
「濃姫は、とにかく健気な女性。桁外れに常識を超えた器の持ち主である信長の妻として、あるときは母のように諭し、あるときは目をつぶって静観し、さらには周囲の動きを止めたり…。補佐役に徹し、一歩引いて苦楽を共にする姿は、尊敬します。まさに理想の妻ですね。
猪原監督と太秦(東映京都撮影所)で撮影するのは4作目ですが、ひと口に時代劇とはいっても、舞台となる時代が違うと所作やセリフ、衣装も異なるので初めて経験することが多く、今回は殺陣や乗馬シーンなど初めての事尽くしです!
信長役の城田くんとは初共演ですが、フランクな方なので、とても楽しく撮影させ
て頂いています。 2人とも身長が高いので、気心の知れたスタッフから“大型時代劇”とからかわれています(笑)。戦国の世は多かれ少なかれ、人々がさまざまな野望を抱いて生きた時代。“熱さ”が失われている今、この時代の人々の生き様から、燃えたぎるような情熱というものを学びたいですね」
ストーリー
武将たちが各地に城を構え、戦と和平を繰り返していた戦国の世…。下克上の末に美濃の領主まで成り上がった斎藤道三の娘・濃姫(観月ありさ)は、女だてらに武術を心得、道三から「まことに惜しい。濃が男でありさえしたら…」と言わしめるほどの勇ましさと聡明さを兼ね備えていた。
ある日、濃姫は父から尾張の織田信長(城田優)に嫁ぐよう命じられる。道三は娘を嫁にやり、織田家と手を結んだと見せ、家中から“うつけ”ともの笑いの種にされている信長が織田家を継いだところで、まとめて尾張の地を奪い取る腹積もりだったのだ。
その頃、織田家では、信長に廃嫡させ、弟・信行に家督を継がせるべきと主張する反信長一派が台頭していた。濃姫との縁談をまとめた張本人であり、信長の教育係を務める家老・平手政秀らは、信長があの道三の娘婿になると決まれば反信長一派も簡単に手を出せないだろうとの思惑を抱いていた。
そしていよいよ、濃姫が嫁ぐ日がきた。腰元・各務野と共に、初めて那古野城に入った濃を、大殿・信秀、その正室・土田御前、信行、平手らが丁重に出迎えたが、肝心の婿の姿がない。いったい、どうなっているのか?
各務野らを下がらせ、居室から中庭を見ていると、埃まみれの小袖姿の男が現れた。泥まみれの足で上がり込み、ズカズカと濃の側に来る。咄嗟に懐剣を出して構える濃を組み伏せると、男は言った。
「うつけゆえ、嫁げと言われて参ったか。濃、これから戦おうぞ。おれとこなたと、どちらが先に参るか、戦って戦って、戦い抜こうぞ」。なんと、その男こそ信長だったのだ。しかも信長は、道三の狙いを知っていた。高らかに笑う信長を、濃はただ茫然と見つめるしかなかった…。
以来、信長は気の向いたときに濃の部屋に来ては飯を食らって出ていく、というおかしな新婚生活が続いた。まだ一度も濃の部屋に泊まったことはない。
そんな中、信長が突然、父の側室・岩室への恋文を濃姫に代筆させた。かといって、信長が岩室に好意を抱いている様子はない。いったいなぜ、そんなことを…。
その直後、信秀が岩室の寝室で急死する。ここにきて濃姫はようやく“うつけ”とよばれる夫の真の姿を見抜くのだが、いったい信長の真意とは…!?
だが、信秀の葬儀で奇行を見せた信長は、一族からさらに孤立してしまう。そんなとき、道三が信長に会見を申し入れてくる。道三はもちろん、信秀の急死により織田家が混乱している今、信長を斬り、尾張に攻め入るつもりだった…。
スタッフ
(脚本)後藤法子
(監督)猪原達三
(プロデューサー) 田中芳之(テレビ朝日) 島田 薫(東映)
(制作) テレビ朝日 東映
(ネット)テレビ朝日系24局